音盤夜行Vol33 “Unforgiven”

【DJs】
MUZIK SERVANT / 天音 / 此糸ウルヱ / 白月らび /和泉幸奇 / haLRu
【infomation】
1/18(Wed)2012
open 18:00 & start 18:30 – close 23:00
場所:渋谷 club axxcis
http://www.axxcis.net/
入場費:2drink / 1500yen
【NOTICE】
*コスプレ大歓迎です!(東方キャラのみとさせていただきます)
-女性は3Fのパウダールーム、男性は開催フロアの更衣スペースをお使いください。
-撮影は本人の許可を得る等、トラブルの無いようにお願いします。
-専用のSTAFF証をつけた人間の撮った写真は後日UPLOADしたりすることがあるかもしれません。
*貴重品について
大事なお荷物はお手元で管理するか、コインロッカーをご利用ください。
大きな荷物は右手奥のラウンジスペースに専用の場所を設けてありますので整頓して置いてください。
最近、小荷物(メガネ、カギ等)の、紛失&忘れ物が多いので、特にご注意ください。
音盤夜行の会場は原則として、飲食物の持ち込みは禁止となっています。
お土産のお菓子を配ったり、ある程度は会場側に許容してもらってますが、
主食となるようなもの及び、飲料の持ち込みはご遠慮ください。
ソフトドリンクもございますので、バーカウンターをご利用ください。
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【STORY】
妹はいつも私の後ろをついてきていて、私たちはずっと一緒だった。
ずっと……一緒だと思っていた。
今はもう、どこへ行くにも私は一人きりだ。
いったいいつからだろう?
私は時折振り返って、妹が、マイがはぐれないでついてきているか確かめる。だけれどもう、そこには見知らぬ他人が交錯する雑踏しか存在していない。
そうやって、まだ私の無意識は一人で歩くことに慣れていないから。
マイと離れてから、きっとそれほど時が過ぎてはいないのだろう。でも私は、連続しているはずのその時間を測る尺度を見つけることができない。
マイがいた頃の世界と、私ひとりのこの世界には、徹底的な断絶があるようにさえ思えるのだ。
もちろん、そんなはずはない。
それは、巧妙にミックスされたいくつかの音楽を聴くように……知らぬ間にすり替わっていて、つい今まで耳に触れていたはずの旋律を思い出せないような、魔法のごとき違和感。
そんなことを考えながら歩いていると、私の足は知らないうちに一軒のクラブハウスに向けられていた。
薄暗い階段から地下に潜って、重いドアを開く。たちまち私の全身は地鳴りのような振動に包まれる。
酒、紫煙、光線、嬌声……一夜の享楽を浴びせかける様々な要素も、私にはどこか上滑りしていって、その中で音の波だけがただ純粋に私を迎え入れた。
一人きりで入り込むフロアは、冷ややかさと熱意がないまぜになった焦燥を私にもたらして、それが思考を消し飛ばしてくれた。
ただ踊ろう。
そう思い、DJブースに一瞥をくれた私は、予想もしない混乱のために硬直してしまう。
そこに妹が……マイがいた。
私の前で一度も見せたことのない、歓喜をむき出しにした表情で。
妹と、私。両者の時間は全く連続してはいなかったのだと思い知るのだった。
(つづく。次回は2/15です!)
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